男性がダイエットに成功する方法

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 朗報です。男性は女性に比べて痩せやすいです。そもそも男性と女性では太り方が違います。男性が太る場合は内臓脂肪が増加しやすく、お腹が出ます。女性は皮下脂肪が増加して、体全体に脂肪がつきます。

 男性に多い内臓脂肪型の肥満は「糖尿病」「高血圧」「脂質代謝異常」などの病気になるリスクが高いのも特徴です。

 しかし、最初に申し上げたように、男性の内蔵型肥満は女性の皮下脂肪型肥満に比べて、ダイエットの効果が出やすいです。

 私自身、10Kg以上のダイエットに3回以上成功しています(リバウンドも3回以上経験していますが・・・、過去の私は)。

 男性が女性に比べて痩せやすいのは以下の理由からです。
➀内臓脂肪は皮下脂肪に比べて燃焼しやすい
②男性の方が筋肉がつきやすく基礎代謝(日常生活のカロリー消費量)を上げやすい
③女性は出産に備え脂肪を蓄える必要があるため、そもそも痩せにくい

 痩せることも大事ですが、その痩せた状態を維持しないと意味ないですよね?過去の私のように何度もダイエットとリバウンドを繰り返すのは、とても非生産的です。

 では、どうしたらいいのか?ズバリ、そのキーワードは「継続」です。当たり前のことではありますが、中々これができません。

 私の経験も踏まえて解説させていただきます。

男性がダイエットに成功する方法

 男性がダイエットに成功するためのキーワードである「継続」について知っておきたい3つのお話について解説します。

マインドセットと習慣化

 マインドセット」とは「ものの見方。物事を判断したり行動したりする際に基準とする考え方。」のことです。

 「思考」が変われば「行動」が変わる。「行動」が変われば「習慣」が変わる。「習慣」が変われば「結果」が変わる。

 医者から止められている訳でも、お金が無いわけでもなく、食べようと思えば、いつでも食べられるものなのに、人生で二度と食べられないと思っているかのように我慢できないのなんて滑稽ですよね?

 「一旦、食べない」「今日は一口にしておく」など柔軟に考えましょう。いつでも食べれます。

「時間栄養学」の面白いデータをご紹介します。➀~④の食生活でそれぞれの体重を測定した結果です。

 暴飲暴食を毎日続けたグループ④が一番太るのは予想通りです。平日(5日間)暴飲暴食をしたグループ③は、いくら休日にバランスの良い食事をしても、一時的に体重が戻るだけで、またすぐにグループ④と同じ軌道を描きます。

 それに対して、休日の2日間に暴飲暴食するグループ②は、平日にバランスの良い食事をしていれば、太る軌道を描かないことがわかりました。

 習慣としてチートデイを作るのもありですね。私もやっていたことがあります。

ダイエットをしない

 「何を言っているの?」という感じでしょうか?何を言いたいかというと、実は期間限定のダイエットではなく、半永久的な「食生活の発見」という発想が必要だということです。

 「ダイエットしないで痩せる方法(ボブ・主ワルツ)」によれば、ダイエットに成功する人は約5%で、その体重を維持し続けられる人は0.5%だそうです。

 衝撃的な数字ですが、実際に自分の周りを見渡しても、ダイエットに成功した人は、たまにいても、それを維持している人は、ほとんどいません。

 ダイエットというと、一定の期間を我慢して目標体重を達成することだと考えてしまわないでしょうか?確かに20人に1人のダイエットの成功もスゴイですが、目標を達成すると満足して気が緩んで、いつの間にか元の体重に戻ってしまいます。

 ダイエットは医師免許や司法試験のように一度獲得すれば更新不要ではありません。では、一生ダイエットを続けなければならないのでしょうか?

 そうではありません。ダイエットの目的は、我慢なく続けられる「食生活」を発見することです。

 大きな成功を収めて充実感を得る重要なステップの1つは、摂生に努めて体重を適正に管理することだ。それによって得られる自信は、人生の他のすべての分野に及ぶ。
 何歳になっても常にスリムな体型を維持して健康を維持することの価値は、いくら強調しすぎてもしすぎることはない。「一流の人に学ぶ自分の磨き方(スティーブ・シーボルト著)」

小さな習慣の成功法則

 リバウンドしない摂生にとって何より大事なのは継続です。そして、ストレス無く、当たり前のように継続できるのが習慣の力です。スティーヴン・ガイズの「小さな習慣」のお話をご紹介します。

 リバウンドをしないで体重を維持できる人は、ほんの一握りです。

 体重を維持できる人は意志が強くて優秀で、成功できない人は意志の弱いダメな人なのでしょうか?そんなことはありません。体重を維持できる人は、ちょっとした工夫ができているだけなんです。でも、ほとんどの人は、それを知りません。

 人間の脳には「前頭前野」という優秀な脳があります。この優秀な脳が「これは食べてはいけない。これを食べろ。こんなことをしろ。」と普段の生活を改革する命令を出します。

 しかし、この「前頭前野」は優秀なのですが、継続性が無く不安定で当てになりません。いわゆるモチベーションというやつです。

 また、人間には意志の力があります。しかし、この意志には「こんな難しいことがある。あんな努力をしなければならない。とても私にはできない。」など力を奪う強力な抵抗勢力が次々に発生して、とても突破できません。

 そこで、体重の維持ができる人は「大脳基底核」という脳に着目します。この脳は間抜けなのですが継続性は抜群です。安心ゾーンで同じことを繰り返すのが大の得意なのです。 

 この間抜けな「大脳基底核」を安心ゾーンと挑戦ゾーンの境界が分からない程バカバカしい小さな習慣で騙すのです。

「小さな習慣」おすすめ5選

「大脳基底核」を騙す「小さな習慣」は、あなたの状況に合わせて工夫して欲しいのですが、私が実際に実施している「小さな習慣」をお教え致します。

寝起きの歯磨き

 口の中の健康は体の健康に直結します。歯周病菌や虫歯菌が歯茎から血管に侵入し、血液に運ばれて全身に影響を及ぼすからです。

 また、歯周病が進むとインスリンの働きが妨げられ、肝臓に中性脂肪がたまって太りやすい体質になります。

 歯を磨いて口の中をきれいにすることは、腸内環境を整えて代謝を上げることにつながります。

 この寝起きの歯磨きは新鮮でした。よく目が覚めて気持ち良くなります。私は3ヶ月に1回、歯医者に検診に行っていますが、この寝起きの歯磨きを始めて最初の検診の時に「歯茎が締まってきている」と褒められました。

目覚めの一杯

 毎朝、歯磨きの後に約500mlの水をゆっくり飲みます。夏場は常温の水、冬は白湯にして飲んでいます。

 寝ている間に失った水分の補給と排泄を促すことが目的です。

階段があったら喜べ

 階段があったら喜んで利用しましょう。エレベーターやエスカレーターしかなかったら残念に思って下さい。駅などでも、できるだけ階段を見つけて利用します。

 職場は3Fですのでエレベーターを使わずに必ず階段を利用します。自宅はマンションの8Fですが、基本的にエレベーターは利用しません。「階段があったら喜べ」を合言葉にして深く考えずにルーチンとして続けています。

体重の計測と記録

 レコーディングダイエットといった大げさなものではありません。私は夕飯を食べる前にお風呂に入るので、そのタイミングで毎日パンツ1枚で体重を計測しています。

 以前は起床後にトイレに行ってから計測していましたが、パンツ1枚になって、また服を着るのが面倒だったり、冬場は寒かったりで入浴前に変えました。

 事実(体重)を確認することが大事です。体重が増える時は必ず体重を計らなくなります。体重(事実)を見るのが怖いのです。

 毎日、体重を計って記録することで、「昨日は食べ過ぎたから今日は抑えよう」とか「この1ヶ月で少し太ったな」などと軌道修正することができます。

 しかし、ルールは、あくまでも入浴前に体重を計測して記録するだけです。朝、顔を洗ったり、歯を磨いたりするのと同じレベルで実施します。外泊したりして、計測できなかった時も気にせずに翌日から、また継続します。

りんご酢のソーダ割り

 りんご酢にはクエン酸やリンゴ酸、酢酸、ポリフェノールが豊富に含まれています。特に酢酸には、ダイエットに有意な効果がたくさんあります。

 酢酸には脂肪燃焼効果があり、脂肪の蓄積を防ぐ働きがあります。また、太る原因になる血糖値の上昇をゆるやかにしてくれる作用もあります。

 更に酢酸を摂取すると小腸でゆるやかに糖を吸収します。長時間、小腸に糖をとどめることになるので満腹感が長続きします。

 そして、酢酸は腸内を刺激して腸内のぜん動運動を活発にすることで、ダイエット時になりがちな便秘の改善効果が期待できます。

 色々なダイエット効果もありますが、単純においしいです。私は大さじ1~2杯のリンゴ酢を200cc程度の炭酸水(もちろん水でも大丈夫です)で割って、晩酌時にチェイサーのようにして1日1杯飲んでいます。

 リンゴ酢は調味料として使う食酢用を選んでくださいね。甘味料の入ったドリンク用はNGです。

まとめ

 「カロリーダイエット」「糖質制限ダイエット」「代謝を上げる運動」などのお話に比べると、やや精神論的な話になったかもしれません。

 しかし、実際の所、痩せるだけなら簡単です。私自身、10Kg以上のダイエットに3回以上成功して、最大24Kgの減量をしたこともあります。

 私は10Kg以上のリバウンドという悔しい経験も3回以上しています。

 「食生活を発見」して習慣化することが本当のダイエットの成功です。理想体重の実現と永遠の維持に向けてスタートしましょう。

ダイエットの成功に向けた心構えができた人は、こちらの記事

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